- 遠近両用メガネの価格は、フレーム代・レンズ代・加工費の合計で決まり、店舗タイプによって仕組みが異なる
- 総額を抑えたいなら、表示価格に遠近両用レンズが含まれているタイプの店舗を選ぶと分かりやすい
- 既製の老眼鏡タイプの遠近両用アイテムは、通販でも手に取りやすい価格帯で並んでいる
- 見た目の価格だけでなく、度数の測定方法やアフターフォローも含めて比較すると失敗しにくい
- 慣れるまでの期間や使う場面を想定して選ぶと、長く使えるメガネに出会いやすい
遠近両用メガネの価格はどう決まるのか
遠近両用メガネの価格は、大きく分けて「フレーム代」「レンズ代」「加工・調整費」の3つの要素で構成されています。同じような見た目のフレームでも、組み合わせるレンズの種類によって総額が大きく変わるのが、遠近両用メガネ選びで最初に押さえておきたいポイントです。
遠近両用レンズは、遠くを見る部分と近くを見る部分がなめらかに切り替わる累進多焦点レンズと呼ばれる構造になっています。このレンズ自体の設計精度や薄型加工の有無によって、価格の幅が生まれやすいとされています。
また、同じ遠近両用レンズでも「標準レンズ」と「薄型レンズ」「超薄型レンズ」といったグレードが用意されていることが多く、度数が強くなるほど上位グレードを選んだ方がレンズの厚みを抑えやすいという傾向があります。価格を比較するときは、フレームの価格だけでなく、どのグレードのレンズが含まれているかも確認しておくと安心です。
購入先別に見る価格帯の傾向
遠近両用メガネは、購入先によって料金の仕組みが大きく異なります。ここでは代表的なタイプ別に、価格の傾向を整理しました。
| 購入先のタイプ | 価格帯の傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| 表示価格に遠近両用レンズが含まれるタイプの眼鏡専門店 | 1本7,000円台〜13,000円台が目安 | フレームの表示価格のまま遠近両用を選べるため、会計時に追加料金が発生しにくく分かりやすい |
| フレームとレンズを別会計で選ぶタイプの眼鏡専門店 | フレーム数千円台+遠近両用の追加料金が一律で加算されるケースが多い | フレーム自体が手頃な価格帯のことが多く、追加料金の金額を事前に確認しやすい |
| 通販サイトの既製タイプ(遠近両用デザインの老眼鏡など) | 2,000円台〜5,000円台が中心 | 度数を選んで購入する既製品が多く、手軽に試しやすい価格帯 |
| レンズメーカーのブランドレンズを使ったオーダータイプ | 1本10,000円前後〜が目安 | フレームに合わせてレンズを加工するため、仕上がりの調整がしやすいとされている |
価格だけで決めてしまうと、後から「フレームの高さが足りず見え方の切り替わりが分かりにくい」と感じるケースもあるようです。遠近両用レンズは、ある程度の上下幅があるフレームの方が、レンズの設計を活かしやすいという見方があります。
既製タイプで選ばれている遠近両用アイテムの例
ここからは、通販でも購入しやすい既製タイプの遠近両用メガネ・老眼鏡を紹介します。度数を選んで注文するタイプが中心なので、まずは軽めの度数から試してみたいという方にも向いています。
クラシコ338 遠近両用メガネ(伊達メガネ型デザイン)
クラシックなフレームデザインに、老眼鏡の度数で選べる遠近両用レンズを組み合わせたタイプです。SEIKOやHOYAといった国内レンズメーカーのレンズを採用した商品が多く、1本あたり1万円前後の価格帯で展開されています。普段使いしやすいシンプルな形状が中心で、初めて遠近両用を試す方にも選びやすいラインです。
度数は左右で異なる設定ができる商品もあるため、過去に眼科やメガネ店で測った度数が分かっていると、より自分に合ったものを選びやすくなります。
累進多焦点 老眼鏡タイプ(軽量フレーム設計)
重さを抑えた軽量フレームに、遠近両用と同じ構造の累進多焦点レンズを組み合わせたタイプです。価格は2,000円台からと手に取りやすく、0.25刻みで度数を選べる商品が多いのも特徴です。デスクワークと手元作業の両方をこなしたい方の最初の1本として紹介されることが多いアイテムです。
ブルーライトカット対応 遠近両用リーディンググラス
パソコンやスマートフォンの画面を見る時間が長い方向けに、ブルーライトカット機能を組み合わせた遠近両用タイプのリーディンググラスです。2,000円台〜5,000円前後の価格帯が中心で、女性向けのコンパクトなフレームデザインも選べます。2点止めタイプのフレームなど、軽い掛け心地を重視した設計も見られます。
薄型レンズセット 遠近両用メガネ
レンズの厚みを抑えた薄型タイプを採用し、1本あたり12,000円台から展開されている遠近両用メガネです。複数本セットでの案内があるタイプも多く、自宅用・外出用で度数や用途を分けて使い分けたいという方に向いている価格設計になっています。
オーダーメイド対応 遠近両用メガネ(国内産地フレーム)
国内の眼鏡産地で作られたフレームに、HOYAなどのレンズメーカーの視力補正用レンズを加工して仕立てるタイプです。既製品と比べると価格はやや上がりますが、フレームとレンズを個別に組み合わせられるため、顔の形やかけ心地にこだわりたい方に選ばれています。
安く作るためのポイント
遠近両用メガネの総額を抑えるには、いくつかのポイントを押さえておくと選びやすくなります。
- 表示価格のままで遠近両用レンズが選べるタイプの店舗を優先して探す
- フレーム自体の価格が手頃なブランドを選び、追加料金の金額をあらかじめ確認する
- キャンペーンや季節のセール時期に合わせて購入を検討する
- 通販の既製タイプは、まず軽めの度数で試してから本格的なオーダーに進む方法もある
- 複数本をまとめて購入できるセット販売を活用し、1本あたりの単価を下げる
価格表示が「フレーム価格のみ」なのか「レンズ込みの一式価格」なのかによって、最終的な支払い額の印象が変わります。比較するときは、必ず遠近両用レンズを含めた総額で見積もりを取るようにしましょう。
選び方で後悔しないためのコツ
価格だけでなく、仕上がりの満足度を左右するポイントもあわせて確認しておくと、長く使えるメガネに出会いやすくなります。
遠近両用レンズは、瞳の位置とレンズの中心がしっかり合っていることが、見え方の快適さにつながるとされています。購入前に測定方法や調整対応の有無を確認しておくと安心です。
- フレームの形:上下幅にある程度のゆとりがあるデザインの方が、遠近両用レンズの設計を活かしやすいという見方があります
- 使う場面:デスクワーク中心か、外出先での使用が多いかによって、向いている度数バランスが変わってきます
- アフターフォロー:購入後の調整や度数の相談ができる店舗かどうかも、価格と合わせて確認しておきたいポイントです
遠近両用メガネは、かけ始めてすぐに使い方の感覚をつかめる方もいれば、少し時間がかかる方もいます。最初は家の中など落ち着いた環境で試しながら、徐々に使う場面を広げていくという声もあります。
よくある質問
Q. 遠近両用メガネはどのくらいの価格から選べますか?
通販の既製タイプであれば2,000円台から選べる商品があり、専門店でのオーダータイプは7,000円台〜1万円台が目安として紹介されることが多いです。フレームのデザインやレンズのグレードによって幅があります。
Q. 安いものと高いものでは何が違いますか?
レンズの薄さの加工度合いや、フレームの素材・ブランドによる違いが大きいとされています。度数が強い場合は、薄型タイプを選ぶとレンズの厚みを抑えやすいという傾向があります。
Q. 既製品とオーダー品、どちらを選べばいいですか?
初めて遠近両用を試す場合は、価格の手頃な既製タイプから試してみるという選び方もあります。慣れてきたら、フレームとレンズを個別に組み合わせられるオーダータイプを検討するという流れも選ばれています。
Q. 度数はどこで測ってもらうのがいいですか?
眼科や眼鏡専門店で測定してもらった度数をもとに選ぶ方法が一般的に紹介されています。過去に測った度数が分かっている場合は、その情報を参考に通販の既製タイプを選ぶこともできます。
Q. ブルーライトカット機能は必要ですか?
パソコンやスマートフォンの画面を見る時間が長い方には、ブルーライトカット機能付きのタイプが選ばれる傾向があります。必須ではありませんが、用途に合わせて検討するとよいでしょう。
Q. 複数本持つのはおすすめですか?
自宅用と外出用で分けて使う方もいます。セット販売を利用すると、1本あたりの単価を抑えられる場合があるため、用途に応じて検討する価値があります。
まとめ
遠近両用メガネの価格は、フレーム代・レンズ代・加工費の組み合わせによって決まり、購入先のタイプによって料金の仕組みが大きく異なります。表示価格のままで遠近両用レンズを選べるタイプの店舗を選ぶと、総額が分かりやすくなります。通販の既製タイプは手頃な価格から試しやすく、オーダータイプはフレームとレンズを個別に組み合わせられる柔軟さが魅力です。価格だけでなく、フレームの形やアフターフォローの有無もあわせて確認しながら、自分の使い方に合った1本を見つけてみてください。
遠近両用メガネの価格相場|安く作るポイントと選び方のコツ をまとめました
価格帯は既製タイプの2,000円台から、専門店の一式価格で1万円台まで幅があり、レンズのグレードやフレームの素材によって総額が変わります。購入先ごとの料金の仕組みを理解し、フレームの上下幅や測定の精度、アフターフォローの体制も確認しながら選ぶことで、価格面でも使い心地の面でも納得できる遠近両用メガネに出会いやすくなります。










